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第12回展示「世界のふろしき展」part.1

第12回展示「世界のふろしき展」part.1

平成15年8月1日(金)〜12月5日(金)

1980年頃まで風呂敷は日本独自のものとの一般認識があり、多くの著名な識者や評論家も風呂敷は日本の包む文化を表現するものとして、「日本人は手先が器用なため包みの文化が出来た」「日本人の優しい心遣いが包む文化を育てた」などの発言がありました。 ところが海外旅行が盛んとなり、また海外へ行かないまでもテレビや雑誌などの情報伝達によって視覚的に海外の生活状態が紹介されるに及んで、風呂敷が日本のものだけでなく多くの国々で使用されていることが理解されるようになりました。

弊社は袱紗・風呂敷を生業とする立場から、四代目 宮井欣ニ社長の提案で1989年イランの絹絣の風呂敷を入手して以来、2001年までに世界17カ国の包み布約200余点を蒐集しました。また、2001年が創業100周年の記念すべき年となることから、2002年10月3日〜2003年1月14日の間に国立民族学博物館で開催された「世界大風呂敷」展に230点の袱紗・風呂敷資料を出品協力し、世界の風呂敷(兼用布も含む)が初めて一般に公開されました。この展覧会は好評を博し、林原美術館(岡山県)、松本市立博物館(長野県)、草田繊維博物館(大韓民国)、大分県立歴史博物館、新潟県立歴史博物館と巡回展が開催されるに至りました。世界各国の包み布は単純な一枚の方形布帛であるため、生活文化未発達な時代にあっては包むという機能の他に覆いもの・敷きもの・かぶりもの・拭きものなどに兼用され、生活布として自由に使用されていましたが、生活文化の発展にともないそれぞれの専用機能を有する布が必要になり、布帛寸法・素材・縫製・染織技法・意匠模様などを使用目的別にあわせて製作し、これを識別するための呼称を持つようになりました。

本展でご紹介する各国の包み布はいずれも小さく畳むことが可能であり、折り返す・重ねる・まとう・包み結ぶという動作を伴って使用され、国ごとの歴史や信仰、生活習慣、染織技法などを反映した包み布としてご覧頂こうとするものです。

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